Intuneでレジストリエディターを禁止する

Windowsにはシステムやアプリケーションの設定情報を一元管理するデータベースであるレジストリがあります。

このレジストリの変更するレジストリエディターがありますが、レジストリの内容を誤って編集すると、システムやアプリケーションの動作に悪影響を与え、最悪の場合はシステムが起動しなくなる可能性もあります。

そのため、今回はIntuneでレジストリエディターの起動を禁止します。

なお、あくまでレジストリエディターの起動を禁止するだけで、コマンドプロンプトやPowerShellによるレジストリの設定変更を禁止するものではありません。

1.構成プロファイルの作成

1.Intune管理センターを開き、構成プロファイルの新しいポリシーを作成します。



2.下記の通り設定し、「作成」をクリックします。

  • プラットフォーム:Windows 10 以降
  • プロファイルの種類:設定カタログ


3.任意の名前を設定し、「次へ」をクリックします。



4.下記の設定を検索し、設定します。

  • Disable regedit from running silently? (User):Yes
  • Prevent access to registry editing tools (User):Enabled


5.任意の「スコープタグ」と「割り当て」を設定し、「作成」をクリックします。

なお、適用対象は「ユーザー」です。

ADMX_ShellCommandPromptRegEditTools ポリシー CSP
ポリシー CSP のADMX_ShellCommandPromptRegEditTools領域について詳しくは、こちらをご覧ください。



2.ポリシーの適用確認

レジストリエディターを起動しようとすると下記のメッセージが表示されます。



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