Windows 11 HomeをアップグレードしてMicrosoft Defender for Endpointへオンボードする際の注意点

Windows デバイスをMicrosoft Defender for Endpointへオンボードするためには下記の手順を実施します。

しかし、Windows 11 Home のみMicrosoft Defender for Endpointへオンボードする際に注意点があります。

今回はその注意点について紹介します。

1.前提条件

まず初めにMicrosoft Defender for Endpointへオンボードするためには、Windows 11 Pro以上のエディションが必要です。

そのため、Windows 11 HomeをMicrosoft Defender for EndpointへオンボードするためにはPro以上のエディションへアップグレードする必要があります。

HomeからPro以上のエディションへアップグレードしたデバイスをMicrosoft Defender for Endpointへオンボードするためには、事前に必要なコンポーネントをインストールする必要があります。

なお、本作業はWindows 10のHomeエディションでは不要です。

既にMicrosoft Defender for Endpointへオンボードしてしまった場合は下記リンクの手順を参考に一旦オフボードします。

1.下記のコマンドを管理者権限で実行します。

DISM /online /Add-Capability /CapabilityName:Microsoft.Windows.Sense.Client~~~~

2.インストールが成功することを確認します。

既にインストール済みの場合、下記のメッセージが表示されます。

「Windows の機能名が認識されませんでした。」と表示されますが、Microsoftサポートに確認したところ正常の表示のようです。

1.下記のコマンドでsenseサービスの状態を確認します。

sc qc sense

Defenderへオンボードするとサービスが自動的に開始されます。